働く人と企業にメリットがある働き方とは

通信環境やデジタル機器の進歩により、会社に行かなくても、メールやビデオ電話でやり取りしながら仕事ができるケースが増えてきました。
決められた時間に出勤して8時間勤務するというような従来の働き方から、働く人のライフスタイルにあった自由な働き方へと、勤務形態は多様化してきています。

育児や介護などの事情で決められた時間に働くことが難しい、もしくは仕事だけではなく趣味も充実させたいなど、ワークライフバランスを重要視する人にとって、時間や場所が自由になる働き方は魅力があるでしょう。
また、自由な働き方は、働く人だけではなく企業側にもメリットがあります。
育児や介護を理由に辞めてしまう社員がいたり、勤務形態を固定化することによる社員のモチベーション低下は会社にとっても損失です。
自由な働き方ができる仕組みを作ることで、有能な社員の損失を防ぎ、社員のモチベーションをあげて仕事の効率をアップさせることが期待されています。

具体的な取り組みとしては、フレックス制や在宅勤務の導入などがあげられます。
エンジニアやデザイナー、営業など、個人の裁量で進めていきやすい職種が対象になりやすいですが、他の職種でもコアタイムを設けたフレックスの導入や休日制度の充実などで、個人の都合によって出勤時間を変更したり、休日の振替が自由にできる企業もあります。
自分のライフスタイルに合った仕事のしかたができるかどうかは、企業を選ぶうえで大切なポイントになります。

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